ストラトキャスターの音作りについて
私が初めて手にしたエレキギターは、PRSのSEモデルのものです。
そして現在はフェンダーメキシコのストラトキャスターをメインで使用しています。
今回は、この2本のギターについて考察していきます。
・ストラトキャスター
ギターの音作りについて、ピックアップやモデルによって大まかな音作りの方向を決めることはできますが、最も大切なのはギターの個体によって音作りを決めるということだと思います。
ピックアップセレクターやトーンのつまみは個々のギターに合わせた調節が必要です。
また、自分のプレイングを考慮して調節することも重要です。
例として私の使用しているギターについて説明します。
私が現在メインで使用しているストラトキャスターはこちらです。
まず、自分の演奏のためにどのような音が必要か考えました。
私はクリーントーンや強く歪んだディストーションの音など、様々な音を使用します。
歪みはエフェクターで作ります。
また、ギターボーカルを担当しているので、ギターのトーンやスイッチを演奏中にいじることはほぼありません。
ギターソロはガンガン弾きます。
よってバッキングやギターソロも両方こなせるような音を目指しました。
ピックアップについて、バッキングとギターソロを両方をこなせるのはセンター、またはセンターとリアのハーフトーンでしょう。
私は主にハーフトーンを使用しています。
私のギターはリアピックアップにトーンが効かないので、センターのトーンを調節していきます。
ハーフトーンにした時に高音がギラつかず綺麗に出るのは、このギターの場合ツマミを4〜5にした時だと思います。
ボリュームは10にしています。
ボリュームのツマミにマスキングテープが貼ってあるのは、指が当たった際に回らないようにするためです。
この設定とエフェクターの設定を固定し、あとはアンプで音を調節しています。
・PRS SE
ストラトキャスターをメインギターとする前に使用していたのは、このPRSのSEのギターです。
このギターでは、ボリューム、トーンツマミ共に10、ピックアップはセンターで使用していました。
ハイエンドのPRSのギターであればリアピックアップのみでもいい音が出るでしょう。
しかし廉価版のSEは、リアのみの音では安っぽい音となってしまう感じがしました。
先日発売したアルバムのギターパートは、全曲ストラトキャスターで弾いています。
ぜひ聴いてみてください。
次回はエフェクターボードについて説明したいと思います。
このブログの目的と内容
これまで音楽をやってきて自分なりに考えてきたこと、工夫してきたことなどを、自分の覚書として書いていきます。
音楽をやっている方々にも参考としていただけるとありがたいです。
その際、あくまでも一個人の意見として受け取っていただきたいです。
具体的な内容としては、
などについて書いていく予定です。
よろしくお願いいたします。
先日、私がギターボーカルを務めるバンド『gyrotime(ジャイロタイム)』は自主制作で27曲入りのアルバムをリリースしました。
linkco.reこちらから聴くことができます。参考にしてください。