Garagebandでのミックス・マスタリング
今回はGaragebandでの曲作りに関して書いていきます。
私はDAWとして無料のGaragebandを使用しています。
プラグインを挿入することにより、有料のソフトにも負けないミックス・マスタリングができると考えています。
この度発売したアルバムの曲にも使用した方法です。
ぜひ聴きながら読んでみてください。
今回は『六畳一間』という曲を例にして説明します。
以下の項目について書いていきます。
ドラムについては私も研究している段階なので省略させていただきます。
メインボーカル
左のプリセットからどのようなボーカルにするか決めます。
私は曲の雰囲気や楽器の歪み具合によって選んでいます。
『六畳一間』という曲はギターがかなり歪んでいるので伴奏に埋もれないボーカルである必要があります。
よってコンプレッサーのよくかかった「Compressed Vocal」を選択しました。
一方、『雪月花』という曲には自然なボーカルが必要だと感じたので、「Natural Vocal」を選択しています。
さらに「Exciter」をプラグインに追加することでボーカルのキラキラした高音を強調することができます。
上の設定で使用しています。
コーラス
コーラスは基本的にメインボーカルと同様にコンプレッサーなどをかけます。
私は同じコーラスを2つ録り、パンを左右に振っています。
加えて、イコライザは高音や低音を強調しても良いです。
ギター
オーディオインターフェースを用いてライン録りでレコーディングしています。
アンプを左から選択します。
個人的には「Crean Studio Stack」が好きです。
バッキングは2本録り、左右にパンを振っています。
ギターアンプでミドルを上げ、音の抜けを良くしています。
ゲインも少し上げます。
ベース
こちらもライン録りでレコーディングしています。
ベースアンプでミドルを上げます。
テンポがずれている場合は修正します。
Flexという機能を使用するとタイミングを修正することができます。
マスタートラック
マスタートラックのプラグインには、Direction MixerとW1 Limiterを追加します。
Direction Mixerは上記の設定にしています。
spreadを上げていくと全体の音に広がりを持たせることができます。
このプラグインはネットからダウンロードしました。
音圧をかなり上げることができます。
GarageBandに元からあるlimiterよりもおすすめです。
抑揚が大切な曲の場合はThresholdは7〜8の設定で使用しています。
イコライザはプリセットから曲調に合うものを選び、ゲインを5ほど上げています。
以上を基本としミックス・マスタリングを行なっています。
低予算でできるので、マスタリングを依頼できないバンドは試してみてください。