Logic Proでのエレキギターレコーディング方法(日比流)
お久しぶりです。Baby on boardのリーダー、日比です。
今回は、Logic Proでのエレキギターレコーディング方法について、
日比のやり方を紹介します。
下記に音源があるので、ぜひ聴きながら読んでください。
今回紹介する方法で録音しました。
(無料ダウンロードできるので、配信BGMとしてもどうぞ。)
今回は、以下ついて書きます。
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使用機材と接続方法
Logicでのエレキギターレコーディングに使用している機材は、以下です。
- エレキギター(PRS Custom24)
- エフェクター
- アンプヘッド(Hughes&Kettner SPIRIT OF Vintage)
- オーディオインターフェース(stainberg UR22)
- MacBook Pro
つなぐ順番は、こんな感じです。
ギター ⇒ エフェクター ⇒ アンプ ⇒ オーディオインターフェース ⇒ Mac
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Logicの設定
「トラックを追加」ボタン(+マーク)から
「オーディオ」を選択し、トラックを作成します。
すると、トラックが作成されます。(オーディオ1、オーディオ2など)
このトラックに録っていきます。
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アンプ
アンプはこれを使用しています。
クリーンがきれいで、エフェクターで歪ませても良い音が出ます。
エフェクターから、右側の「INPUT」に接続し、
左側の「PHONES」から出力し、オーディオインターフェースに接続します。
※このアンプにはスピーカーシミュレータが内蔵されており、
「PHONES」から出力される音は、そのままレコーディングで使用できます。
今回は詳しい説明を割愛しますが、こんな感じのエフェクターを使用しています。
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ギター
自慢の愛機です。
シングルコイル/ハムバッカーを切り替えらえるので、
クリーントーンやディストーションなど、様々な曲調に対応できます。
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終わりに
簡単ですが、今回はこんな感じで終わります。
不明点などあれば、お気軽にコメントやTwitterのDMからお問い合わせください。
PRS Custom24 の音作り
今回は前回の続きとして、ギター本体の音作りについて書いていきます。
前回⇨https://gyrotime.hatenablog.com/entry/2020/05/23/155525
私が使用しているギターは、Paul Reed Smith の Custom24 です。
浜松の楽器屋で中古で売っているのをたまたま見つけて買いました。
トーン、ボリューム
少し前まではフルテン(ボリューム10・トーン10)で使っていました。
しかし最近は、トーンを絞って高音を調節しています。
周りの楽器にもよりますが、トーン5〜6で使用することが多いです。
下手にイコライザを使うより、トーンを絞る方が音が良いように感じます。
トーンを絞ることで中〜低音が強調され、クリーントーンではより温かみのある音に
歪みではより厚みのある音になります。
ピックアップセレクター
5way Blade Switchは、瞬間的にピックアップを切り替えることができます。
個人的によく使うのは、
①フロントシングル + リアシングル
②フロントシングル + リアハム
③リアハム
です。
①フロントシングル + リアシングルは、静かめの曲に合います。
主にクリーントーン、オーバードライブなどの音色用です。
②フロントシングル + リアハムは、ポップス系の曲やロックバラードで使用します。
クリーントーン、オーバードライブ、ディストーションなど、様々な音色用です。
オーバードライブを乗せた時、①よりも歪みます。
③リアハムは、ギターソロや激しめの曲で使用します。
オーバードライブ、ディストーションなどの音色用です。
弦
弦はエリクサーを使用しています。
ギター歴8年ぐらいですが、弦はこれに落ち着いてきました。
コーティングされていない弦よりコスパが良いように感じます。
ピック
ESPのポケモンピックです。
1パックに全36種類からランダムで3枚入っています。
硬さがちょうど良いので使っています。
弦に触れた時の音も滑らかです。
終わりに
とても良いギターと出会えました。
この先一生、このギターと付き合っていくでしょう。
最近のギターの音作りについて(Logic pro X でのレコーディングに向けて)
こんにちは。久しぶりの投稿となります。
このブログ、全然更新していませんが、割とアクセスがあるので(1日60回くらい)
ちょいちょい更新して行こうかなと思います。
最近、Baby on boardというバンドを立ち上げました。
ボーカルが女性になったためギターの音色も見直し中ですが、
ある程度固まってきたのでここに書き残して行こうかなと考えています。
今回は、ギターレコーディング(ライン録り)の全体の構成について書いていきます。
(細かい部分は次回以降書いていく予定です)
・DAW(Logic pro X)
長らくGarageBandを使用してきましたが、ついにLogic pro Xを購入しました!
個人的にはこのアンプが好きです。
Logicのアンプシミュレータは世間の評判はよくありませんが、
音作り次第で十分使えると思います。
・エレキギター(PRS custom24)
こちらも最近手に入れました!
5way blade Switchによる多彩な音色が大好きです。
クリーントーンも歪みも文句なし。
価格は中古で24万円ほどです。一生使い続けるギターとなるでしょう。
・エフェクター
配置換えを繰り返し、現在はこんな状態です。
ディレイを使うことが多くなりました。
・オーディオインターフェース(stainberg UR22)
コンパクトで機能も十分です。
操作も簡単で初心者の方にもおすすめです。
・終わりに
質問などがありましたらコメントしてください。
曲が完成した際には、ブログやツイッターでお知らせします。
マーシャルとPRS SEでの音作り
今回はスタジオやライブハウスでの音作りについてです。
マーシャルのアンプ、PRS SEのギター、エフェクターでのセッティングを書きます。
PRS SE
今回使用するギターは先日も紹介したこちらです。
最近シールを追加しました。
ピックアップは主にセンターを使っています。
エフェクターボード
先日解説したエフェクターボードを使います。
PRS用に、ストラト用とは少し違うセッティングにしています。
具体的には
・micro amp plusの低音
・歪みエフェクターの音量
を変えています。
アンプ
マーシャルの真空管アンプを使います。
歪みはエフェクターで作るので、アンプはどクリーンのセッティングにします。
クリーンでいい音が出るように設定してあとはエフェクターで設定します。
イコライザはミドルを高めにしています。
バンド内での音の抜けを重視しているためです。
大事なのは他の楽器との兼ね合いです。
自分の音が聞こえないときは音量を上げるのではなく、イコライザを調節しています。
今回は短いですがこの辺りで終わりにします。
いつも読んでいただきありがとうございます。
こんなことを書いて欲しい!などのリクエスト等ありましたらコメントしてください。
アルバム発売中です。
よかったらどうぞ。
Garagebandでのミックス・マスタリング
今回はGaragebandでの曲作りに関して書いていきます。
私はDAWとして無料のGaragebandを使用しています。
プラグインを挿入することにより、有料のソフトにも負けないミックス・マスタリングができると考えています。
この度発売したアルバムの曲にも使用した方法です。
ぜひ聴きながら読んでみてください。
今回は『六畳一間』という曲を例にして説明します。
以下の項目について書いていきます。
ドラムについては私も研究している段階なので省略させていただきます。
メインボーカル
左のプリセットからどのようなボーカルにするか決めます。
私は曲の雰囲気や楽器の歪み具合によって選んでいます。
『六畳一間』という曲はギターがかなり歪んでいるので伴奏に埋もれないボーカルである必要があります。
よってコンプレッサーのよくかかった「Compressed Vocal」を選択しました。
一方、『雪月花』という曲には自然なボーカルが必要だと感じたので、「Natural Vocal」を選択しています。
さらに「Exciter」をプラグインに追加することでボーカルのキラキラした高音を強調することができます。
上の設定で使用しています。
コーラス
コーラスは基本的にメインボーカルと同様にコンプレッサーなどをかけます。
私は同じコーラスを2つ録り、パンを左右に振っています。
加えて、イコライザは高音や低音を強調しても良いです。
ギター
オーディオインターフェースを用いてライン録りでレコーディングしています。
アンプを左から選択します。
個人的には「Crean Studio Stack」が好きです。
バッキングは2本録り、左右にパンを振っています。
ギターアンプでミドルを上げ、音の抜けを良くしています。
ゲインも少し上げます。
ベース
こちらもライン録りでレコーディングしています。
ベースアンプでミドルを上げます。
テンポがずれている場合は修正します。
Flexという機能を使用するとタイミングを修正することができます。
マスタートラック
マスタートラックのプラグインには、Direction MixerとW1 Limiterを追加します。
Direction Mixerは上記の設定にしています。
spreadを上げていくと全体の音に広がりを持たせることができます。
このプラグインはネットからダウンロードしました。
音圧をかなり上げることができます。
GarageBandに元からあるlimiterよりもおすすめです。
抑揚が大切な曲の場合はThresholdは7〜8の設定で使用しています。
イコライザはプリセットから曲調に合うものを選び、ゲインを5ほど上げています。
以上を基本としミックス・マスタリングを行なっています。
低予算でできるので、マスタリングを依頼できないバンドは試してみてください。
私のエフェクターボード 後半
今回は前回の続きとして、エフェクターボードの後半部分について説明いたします。
- MXR Carbon Copy Analog Delay(ディレイ)
- BOSS DD-500 Disital Dilay(ディレイ)
- BOSS BD-2 Blues Driver(オーバードライブ)
- HUMAN GEAR VIVACE(ブースター)
- BOSS PW-3 (ワウペダル)
- BOSS CHROMATIC TUNER TU-3(チューナー)
MXR Carbon Copy Analog Delay(ディレイ)
ディレイは2種類採用しています。
1種類目はこちらです。
このディレイはギターソロやバラードでのバッキングで使用しています。
デジタルディレイとは異なりディレイ音に丸みがあるのでどんなテンポでも同じ設定で使っています。
空間系はこれ一つあれば十分である、と言えるほど優秀なエフェクターです。
BOSS DD-500 Disital Dilay(ディレイ)
MXRのアナログディレイでは手が届かない部分で使用します。
具体的にはディレイ音を大きく鳴らすような、ディレイのテンポが重要な場面で使用します。
うちのバンドでは『雪月花』という曲で使用しています。
BOSS BD-2 Blues Driver(オーバードライブ)
言わずと知れた名機です。
設定が安定せず、自分はまだ使いこなせていない気がします。
HUMAN GEAR VIVACE(ブースター)
このエフェクターがいちばんのお気に入りです。
ヴォリュームのツマミはものすごくよく効きます。
ギターソロ時のブースターとして使っています。
他に、プリアンプとしての使い方もできるかもしれません。
こいつのいいところは、少し歪ませた上でヌケを良くしてくれることです。
ギターソロの迫力が格段に増します。
BOSS PW-3 (ワウペダル)
一番最近導入したエフェクターです。
初めてワウを使用しましたが、感覚のみでなんとなく弾けてしまうほど使用感の良いエフェクターです。
ワウにしてはコンパクトで、ボードにもスッポリと収まりました。
クリーンでも歪みでも使えて、演奏の幅がぐっと広がりました。
BOSS CHROMATIC TUNER TU-3(チューナー)
最後にチューナーです。
いろいろモードがあって使いやすいです。
以上が私のエフェクターボードです。
これからも研究していきます。
紹介したエフェクターを使用してレコーディングしました。
ぜひ聴いてみてください。
私のエフェクターボード 前半
今回と次回で、私のエフェクターボードについて書いていきます。
今回紹介するのは以下のエフェクターです。
- BOSS ES-8(スイッチャー)
- MXR micro amp plus (ブースター)
- humangear FINE special(ディストーション)
- MXR iso-brick (パワーサプライ)
主にストラトキャスター用に組んであります。
ギターからまず右上のMXRのブースターへ、そしてそれがスイッチャーのES-8へと繋ががり、各エフェクターと繋がっています。
各エフェクターについて説明していきます。
BOSS ES-8(スイッチャー)
スイッチャーは、エフェクターの切り替えを容易にしてくれるので、ソロとバッキングを両方弾くギターボーカルにはとても大きな武器になります。
このスイッチャーのいいところは、ディレイなどの残響音をスイッチを入れ替えても残すことができるという点です。
これにより、ギターソロのディレイの音を残しつつバッキングの音に切り替えることができるので、音のつながりを滑らかにすることができます。
一般的なスイッチャーでは、音を切り替えるとディレイの音が消えてしまい、不自然になってしまいます。
MXR micro amp plus (ブースター)
このエフェクターは、歪ませずに出力のみを上げてくれます。
ノイズはほぼありません。
ギターソロ時のブーストなどに使用できます。
私はストラトキャスターの小さい出力を上げるために使用しています。
常にかけっぱなしで、クリーンの音もこれを通して出しています。
コンプレッサーを通したようにコシが増す印象があります。
ストラトキャスターのようなシングルコイル系のギターはそのままだと出力が低く歪みが乗りにくい印象がありますが、このエフェクターを通すことによりよく歪むようになります。
ツマミは全て12時方向で使用しています。
humangear FINE special(ディストーション)
これがメインの歪みエフェクターです。
これは、ユニゾンスクエアガーデンの斎藤さんを参考にして導入したエフェクターです。(斎藤さんが使用しているのはこれのオーバードライブです。)
よく歪み、キレもあり、コード感もよく出ます。
VOLとDISTの間にあるレバーは下げると歪みが増します。
もう一方は下げると高音を強調します。
私は画像のように高音を強調した上でトーンを絞っています。
MXR iso-brick (パワーサプライ)
このエフェクターボードを組むにあたって一番苦労したのはパワーサプライです。
これを導入する前はノイズに悩まされていました。
クリーンにもノイズが乗り、バラードなどで静かな雰囲気をぶち壊していました。
このパワーサプライを導入したとたん、ノイズがほとんどなくなりました。
どうやらグラウンドループが原因だったようです。
ノイズで悩んでいる方がいましたら導入を考えてみてください。
上記のエフェクターを使用してレコーディングをしました。
ぜひ聴いてみてください。
次回はエフェクターボードの後半です。